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2012年東トルキスタン共和国独立記念行事報告

11月11日に日本ウイグル協会主催の、東トルキスタン共和国独立記念行事を行いました。

最初に独立記念行事として、東トルキスタン共和国国歌の演奏、その後日本国歌斉唱を行いました。
当協会会長のイリハムが、東トルキスタン共和国が独立に至った経緯や、この地域さらにチベットやモンゴルが中国によって支配されどのような状態になっているか、この真実を日本に対して伝えていく必要性について語りました。

今回の記念行事には、日本ウイグル国会議員連盟の幹事長でもある衛藤晟一参議院議員の事務所から秘書が、また日本ウイグル地方議員連盟に加入頂いている、柳毅一郎浦安市議会議員、吉田康一郎東京都議会議員がご参加くださり、吉田都議会議員からご挨拶頂きました。


記念行事の後に、東洋史家・学術博士の宮脇淳子氏より、「ジューンガル帝国の興亡:新疆はいかにして清朝の領土になったのか」と題し、記念講演を頂きました。
ジューンガル帝国が清朝に滅ぼされて以降、東トルキスタンの地域が現在も中華人民共和国の領土とされている、その歴史的起点を学ばせて頂きました。
ジューンガル帝国は歴史上非常に大きな役割を果たしてきたものの、あまりその実情が知られていないため、理解することが難しい内容であったのですが、重要なところを分かりやすくご講演頂きました。
遊牧民の生活スタイルやオアシス都市の住民との関わり、遊牧帝国の成立、モンゴル帝国の成立、その帝国がどのように維持され領民が支配されていたか、またモンゴル帝国が広域を支配したことによって国際貿易が促進されたこと、などお話頂きました。

西モンゴル族と呼ばれるオイラト部族連合が、モンゴル帝国と関わりながら、どのようにして西方に覇権を握り、最後の遊牧帝国と呼ばれるジューンガル帝国をつくるに至ったか、さらにそこに果たしたチベット仏教による権威付けなどについても説明して頂きました。特にジューンガル帝国のガルダン・ハーンと、チベットのダライ・ラマ5世との関わり、またダライ・ラマの後継者争いから清朝とジューンガル帝国が対立し、そして清朝によってチベットやモンゴル、東トルキスタンの地域が支配されるに至ったところを分かりやすくご講演頂きました。

また、現在の中国は清朝を継承していると言っているが、清朝の満州人による他の民族への支配の仕方は現在の中国のものとは全く異なっていること、本当に「継承している」というのなら、他民族への接し方も継承すべきであるとお話下さりました。

詳しい内容は、記念行事・講演の動画と、配布した資料を掲載しますので、そちらを御覧ください。

ご参加下さった皆様、また貴重なご講義を頂きました宮脇先生に心よりの御礼を申し上げます。



記念行事の動画

youtube 
2012年東トルキスタン共和国独立記念行事






youtube 
2012年東トルキスタン共和国独立記念行事 記念講演






youtube 
2012年東トルキスタン共和国独立記念行事 質疑応答




記念行事で配布した資料
ジューンガル帝国の興亡:新疆はいかにして清朝の領土になったのか (PDF:1,102kb)

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2012年11月16日(金曜日) | | トラックバック(1)
カテゴリ - 報告、レポート


2011年7月7日(土)「7・5ウルムチ虐殺三周年抗議デモ」報告

2011年7月7日(土)「7・5ウルムチ虐殺三周年抗議デモ」報告

デモの写真や動画は協会サイトを御覧ください。
http://uyghur-j.org/about_activity_120707.html




 本年7月5日はウルムチ虐殺事件から三周年となります。中国政府によるウイグル人への弾圧は益々酷くなっています。世界ウイグル会議は全世界のウイグル組織に対して、中国政府への抗議行動を起こすよう、呼び掛けを行いました。日本では7月5日に中国大使館前での抗議行動、7月7日に沿道での抗議デモを、日本ウイグル協会主催で行いました。

 7月5日の大使館前抗議には20名程の方にご参加頂き、写真撮影者を含む5人ずつ4組で抗議を行いました。

 7月7日は15:30から常盤公園集合でデモ行進を行いました。
 例年の7月のデモ行進は、熱中症対策を講じる必要があるのですが、今年は小雨が降る中で若干の肌寒さを感じる中、行われました。

 これまでもお世話になってきた協力団体の方々や、在日のウイグル人、日本人支援者に大勢お集まり頂き、ウイグル人の現状を沿道を歩く方々に訴えることが出来ました。
 参加された皆様には心より感謝申し上げます。

 常盤公園での集会では、7月5日に大使館に投函した抗議文の読み上げの後、チベット問題を考える会の小林秀英氏、台湾研究フォーラムの永山英樹氏よりご挨拶を頂き、その後日本ウイグル協会会長のイリハム・マハムティよりデモの趣旨の説明とウイグルの現状とを話しました。

 今年も昨年と同様、人通りの多い東京駅前もコースに入っているデモ行進となり、沿道の方々の関心も高かったようでした。

 ゴール後の日比谷公園では、今年5月に結成されました日本ウイグル地方議員連盟の諸先生方よりご挨拶を頂きました。

 今後も日本ウイグル協会は、世界ウイグル会議の傘下団体として、また同じ境遇にある諸民族の人々と共に、民族浄化の実態を告発し、弾圧を繰り返す中国政府に対しての抗議の声を上げ続けて参ります。

 今後とも、日本ウイグル協会へのご支援、ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。



ウルムチ虐殺事件三周年を迎えるにあたっての声明文

 2009年7月5日に東トルキスタンの首府であるウルムチで起こった惨劇は、全てのウイグル人、そしてウイグル人が置かれている現状に心を寄せる世界の人々にとって、忘れる事が出来ない事件である。どれだけのウイグル人が虐殺されたのか、そしてどれだけのウイグル人が拘束されたままでいるのか、あまりにも事件が大きく、その実数を正確に知ることが出来ていない。

 我々は、ウルムチ虐殺事件から三年を迎えるにあたり、治安部隊による虐殺、その後のウイグル人の逮捕拘禁、さらには、事件の真相をひた隠し、国際社会からの憂慮の声に耳を貸さない中国政府の姿勢に強い怒りと抗議の意思を表明する。

 ウルムチ事件とそれ以降、中国政府は多くのウイグル人を逮捕し、拷問をかけ、殺害してきた。中国政府が認める以外の、行方が分からなくなっている人々は、今もなお大勢存在する。現地の知人や家族、周囲の人々がその消息を突き止めようと、政府機関や警察に訴えているが、拘束されたことを含め、一切の情報を得ることができないままにおかれている。

 更に中国政府の弾圧の矛先は中国から国外に逃れたウイグル人にも向いている。2009年12月にはカンボジアから20人、2011年6月にはカザフスタンから、7月にはパキスタンから、8月にはマレーシアから11人が中国に強制送還された。この中には国連難民高等弁務官事務所が難民として認定した者も含まれる。これらの強制送還は、中国政府が亡命先の政府に対して強く圧力を掛けた結果であることは明白である。中国に強制送還させられた彼らは、長期に渡る拘束や死刑に処されるものと考えられる。

このように行方不明者に対しての十分な説明もされない状況、亡命者の強制送還などについて我々は強く抗議するものであり、一刻も早く真相が究明され、不当に逮捕された人々が解放されるよう強く要求する。
 また、ウルムチ事件が起こった根本的な原因である、ウイグル人の若者の強制移送、厳しい政治的・宗教的抑圧、経済的差別、ウイグル語や文化の制限といった、民族同化政策をすぐに止めるよう、強く求める。

 我々は、中国政府が行なっている民族浄化政策を認め、その罪を受け入れ、ウイグル人の尊厳が取り戻される日まで訴えを続けていく。



平成24年7月5日
日本ウイグル協会









2012年07月09日(月曜日) | | トラックバック(1)
カテゴリ - 報告、レポート


世界ウイグル会議第四回代表大会の報告-アジア自由民主連帯協議会講演会にて

http://uyghur-j.org/about_activity_120527.html

当協会のイリハム会長が今回の世界ウイグル会議第四回代表大会の報告を、アジア自由民主連帯協議会の第三回講演会にて行いました。その内容を掲載致します。
動画などは協議会のページを御覧ください。http://freeasia2011.org/japan/archives/1292


世界ウイグル会議第四回代表大会の報告-アジア自由民主連帯協議会講演会にて

5月27日、東京都北沢タウンホールにてイリハム・マハムテイ(日本ウイグル協会代表)氏の講演会が、5月14日から17日までの、ここ日本における世界ウイグル会議開催の結果報告を兼ねて催されました。

まずイリハム氏は、今回の第4回世界ウイグル会議は、アジアにおける最大の民主主義国の日本の首都において会議が開催された歴史的意義を持つものであると述べました。そして、自分たちウイグル人はまず、日本に対し特別の愛情を持っていること、自分自身、子供のころ中国で日本軍と中国軍の戦争の映画などを見せられても、そのような映画ではほとんど中国軍が勝利するように描かれているのだけれど、ほんの一時でも日本軍が優勢になると、自分を含めウイグルの子供たちは何とも言えないうれしい気持ちになることがあったと述べました。

そして、このような感情だけではなく、ウイグルや諸民族の歴史を研究している人類学者などの論考を読むと、ウイグルも、トルコも、日本も、みなモンゴル高原にそのルーツを持つ民族で、そこから世界各地に旅立っていったと思われる、その一つの証拠として蒙古斑というのがこれらの民族の子供には皆表れていること、もう一つ、言語構造が根本的に似通っているウラル・アルタイ系の言語であることなど、日本民族とウイグル民族の根源的な近さがあるのではないかと述べました。そして、ウイグルの若者たちはどの国に海外留学したいかと問われれば、ほとんどが迷わずに日本に行きたいというだろうと、両民族の親近性を強調しました。

そして、今回の日本における世界ウイグル会議代表大会開催では、日本の国民の皆様、議員各位、そして日本政府、有識者などからの支援を広くいただいたことは、大会の参加者たちに、ウイグル会議の新しい出発点が東京から始まったという評価を得たと述べました。そして、日本のスタッフの緻密でルールをきちんと守った会議運営のやり方は、これまでのウイグル運動のいくつかの点を反省させるものでもあったと述べました。参加者は皆、直接関係のない日本人が、空港への出迎え、道案内、そのほかなぜここまで細やかな気遣いをしつつこの会議に協力してくれるのだろうと感動していたことに触れ、イリハム氏は参加者に、もちろん日本国民の人権意識の高さ、そして仕事の丁寧さや礼儀正しさもあるが、同様に、中国の覇権主義への脅威を深く自覚し、ウイグル問題に取り組むことは、日本そのものを守ることだという高い意識を持ってくれているからだと答えたと述べました。

そして、今回のウイグル会議の開会を日本の憲政会館で開催できたことに触れ、中国政府が、自分たちの世界ウイグル会議をテロ組織と誹謗してきたことに対し、日本の国会議員の方々の力で衆議院管轄の憲政会館という場で開催されたということは、このウイグル会議やウイグルの運動は、テロ組織ではないと日本の政治家の方々が世界に向けて発信してくれたことになる、これは今まで、中国の圧力に屈してきた世界各国に対しても、大きな衝撃を与えたことは、各紙や国際社会の報道でも明らかだと述べました。

そして、世界ウイグル会議代表大会の参加者が靖国神社を訪問し、その後、東トルキスタン共和国亡命者が葬られている多磨霊園を訪れたことに関して、中国側や一部の論者が靖国神社訪問を批判していることに対し、これは大会参加者が、自分たちの意志で行動したことであることだと述べました。元々ウイグル人の習慣として、他人の家を訪問する際にはその家のお墓参りをしますが、イリハム氏は、自分たちの考えでは、靖国神社とは日本国の為に命を捧げた方々が祭られているところであり、日本で多くの協力者の方々により世界ウイグル会議代表大会を開催出来たのだから、その日本国の英雄たちに敬意を表するのは当たり前のことだと判断すると語りました。そして、自分たちが靖国神社を訪れて非常に感動したのは、ここには何の差別も階級もなかったことであり、身分の差も貧富の差も関係なく、国のために命を捧げた人は皆同じように祭られていることだったと述べました。

自分たちウイグル人は、ウイグルのために戦った人たちを祭るところはどこにもない、改めて、国を失った自分たちの立場を思えば、このように自分の国を守って命を捧げた人々に敬意を表すのは当たり前だと思う、だからこそ、私たちはラビア・カーデイル氏を含めて全員で、堂々と靖国神社を訪問したと強調しました。そして、かつてアメリカで世界ウイグル会議が開催されたとき、参加者はアーリントン墓地に敬意を表した、それと全く同じことだと述べました。

その上でイリハム氏は、中国が今回ウイグル会議のメンバーが靖国を訪問したことを、第2次世界大戦の戦犯が祭られていることを問題にし、ウイグル会議が政治的意図があって靖国に行ったとか、中国人の心を傷つけたなどと言っているけれども、では、靖国神社にこれまで訪れた外国人はすべて政治的意図があったのか、中国が現実にウイグルを支配し、わが民族を弾圧していることに対して私たちが心から傷ついていることはどう思うのかを問いたいと述べました。

今回の会議で新しい指導体制が選出され、総裁に再選したラビア・カーデイルさんと櫻井よし子さんのシンポジウムも行われましたが、それも、これまでラビアさんがなかなか立場上言えなかったことも発言することができたいいシンポジウムだったとイリハム氏は評価し、尖閣諸島の問題について、国を失ったウイグル人の立場から発言させていただき、東京都が尖閣を購入する基金にもわずかながら寄付させていただいたことを報告しました。そして、ラビア氏がそのシンポジウムで、もしも自分たちの祖国が土地を買うことで取り戻せるのなら、私たちは世界中の人たちの善意の基金で買い戻してほしいと述べたところ、中国政府は翌日の新聞、特に新疆自治区のウイグル語の新聞で、ラビア氏の発言をゆがめたり、YOUTUBEにあげられた動画での発言を中国国内では観られないようにしたり、また悪意で改ざんしたりするなどして、ラビアは売国奴だ、という大キャンペーンを貼っている、このような情報操作で人々を対立させる手法は共産党政府がずっと行ってきたことだと述べました。

そして、イリハム氏は、今回での日本での成功を通じ、これまでの欧米に基盤を置いた運動だけではなく、わが東トルキスタンの地に近い中央アジア諸国での運動や情報の発信にももっと力を入れていくことが決定したとし、もちろん人権意識の高い欧米での活動は重要なのだけれど、自分たちの母国に近いここアジアでの運動を強化せずに欧米にのみ期待してはいけないと述べました。

イリハム氏は、この大会の成功は、同時に中国国内での弾圧の強化をもたらしているという厳しい情勢を報告し、今回の大会の参加者は、中国国内にいるすべての家族、友人に、中国政府から酷い脅迫があったようで、イリハム氏自身も、母親に電話したところ、これまでとは全く違う対応だった、ただ挨拶をしてあとは沈黙するだけだったと、苦しさを隠しながら述べました。そしてそれ以上に深刻なのは、ウイグル地域全体で、違法宗教活動への取り締まりキャンペーンというのが繰り広げられており、この5月20日、12歳の少年が、中国政府の言う違法な宗教指導者のもとで勉強したというので逮捕され、翌日、遺体で母親に返されたと弾圧の模様を報告しました。

その少年の遺体は、中国警察の側は自殺だと言っているが、全身に拷問の跡のような内出血があり、首には絞められた跡があったといいます。それなのに、警察は母親に対し、この自殺という発表に一切抗議しないという誓約書を書かせ、そのあとは何ら葬式も上げさせずそのまま遺体を埋めてしまったそうです。このことが明るみに出たのは、サウジアラビアに住むこの少年の父が公開したからであって、このように外国に親族がいないために事実を訴えることができない犠牲者とその家族がどれだけいるか分からないと、イリハム氏は苦渋に満ちた言葉で語りました。

そして、指導者であるラビア・カーデイル氏が現地に建てたビルも壊され、今監視体制下にある彼女の三人の子供たちも、眠ることも数日間許さないような訊問の後に、さらに環境の厳しい刑務所に移されていること、また、ここ日本に、中国の警察関係者が入国し、日本在住のウイグル人を脅迫して回る計画も進んでいるようだとイリハム氏は述べ、しかし、このような卑怯な行動しかとれないというのは、実は中国政府の弱さの表れなのだ、自分達ウイグル人には何ら隠し事はなく、事実のみを証言して抗議している、もしも事実と違うことがあるならば中国政府は堂々と反論すればいいのに、それができないというのは、正義が彼らの側にはないことを明らかにしていると述べました。

しかし、その上でイリハム氏は大変残念で疑問に思うこととして、鳩山元首相が、5月25日訪中時に、ウイグル問題は中国の内政問題である、と述べたことを挙げ、日本にも立派な政治家が自民党にも民主党にも多くいることはわかっているけれども、こうして中国の残酷な弾圧と、その危険性を訴えているさなかに、なぜこのような発言がされたのか、内政問題なら人権は問わなくていいのか、この元首相が何度も口にした、友愛精神というのはチベットやモンゴル、ウイグルには届かないものなのか、本当に自分はこの人に聞いてみたいと思ったと、日本の一部の政治家の不見識を強く指摘しました。

最期に、この代表大会の成功を経て、今後は日本を大きな活動拠点として、台湾、東南アジアにも運動を展開したいと考えている、その上で、皆さんの提言や、また方針への意見なども積極的にお聞きしたい、また皆さんがいろいろなネットワークなどをお持ちであり、自分が中国の弾圧の現実を訴える場が提供されるのであれば、積極的に行きたいと思う、それはウイグルのためだけではなく、全アジア、そして世界の民主化と平和のために役立つはずだと述べて講演を終えました。

その後、会場からも積極的な質問がなされ、最後にモンゴル自由連盟等のダイチン氏があいさつし、第3回のアジア自由民主連帯協議会主催講演会は無事閉会しました。

次回公演は、6月26日、協議会副会長石平氏の講演会となります。皆様のご参集をお願いいたします。
(文責:アジア自由民主連帯協議会 三浦小太郎)




2012年05月29日(火曜日) | | トラックバック(1)
カテゴリ - 報告、レポート


2012年2月5日 グルジャ事件追悼行事 報告

20120205
http://uyghur-j.org/image/about_activity_20120205.jpg

youtube動画 2012年2月5日 グルジャ事件記念講演






本行事の案内は、こちらのページをご覧ください。 2012年2月5日 グルジャ事件追悼行事について




2012年2月5日 グルジャ事件追悼行事 報告

さる2月5日、1997年にグルジャで発生した弾圧・虐殺事件の追悼行事を東京文京区、文京シビックセンター区民会議室にて開催致しました。今回はイリハム会長を講師に、初めての試みとして、協会会員向けの勉強会という形式で行いました。

事件の犠牲となった人々に一分間の黙祷を捧げたのち、イリハム会長より、グルジャ事件発生の背景についてと、最近のウイグル状勢について説明がなされました。

グルジャ事件の背景
 グルジャは商売人の多い地域で、中国本土との行き来が多い。これもあってか、覚醒剤などの薬物が広がる様になり、80年代後半から90年代には薬で命を落とす者が増え、家族の崩壊が見られる様になった。
 92年から、ウイグル人の若者たちを中心に、薬物使用の撲滅運動が行われる様になった。スポーツと、一緒にスポーツをする仲間を通じて、薬物からの離脱と健康増進を図ろうというものであり、サッカーチームが作られ、試合が開催される様になった。
 これに対し当局は、サッカーグラウンド設備を持つ全ての企業・機関あてに、個人レベルへのグラウンド貸出しを拒否する様に命じた。以降、サッカーの試合当日に会場に行くと、グラウンドをわざと水浸しにして使用できない様にしてある、などと言う事が行われる様になった。当局に対する反発から、1994年にもグルジャでデモが行われている。
 ウイグルではマシュラップと呼ばれるものがある。これは人々の社会的な集まりを指し、前述のようなスポーツのマシュラップ、皆で集まって舞踊を行う踊りのマシュラップ、会食のマシュラップ、宗教の話をするマシュラップ、歴史の話をするマシュラップなどがある。例えば歴史のマシュラップでは、学校では教えてもらえない、ウイグルの歴史知識が得られる場になっている。
 1996年秋頃から、マシュラップを開催しようとすると、会場となる場所が封鎖されてしまう様になった。
 1997年のラマダン期間中、警察が突如踏み込み、女性を含む人々が連行される、と言う事件が起きた。他の人々が警察署に行くと、既に二人の女性が撲殺された後であった。
 2月5日、ついにグルジャにて大規模なデモが行われた。デモ隊は政府の建物に向かったが、途中、無差別な銃火に迎えられる事となる。さらに同夜、無差別逮捕が行われ、(この点は、ウルムチ事件と同じやり方である。)また、多くの人々をスポーツグラウンドに閉じ込め、零下20度以下にもなる外気の下、放水。多くを死に至らしめた。
 のち1年半位、抵抗運動は続けられたが、彼らは皆、逮捕され死刑を宣告された。

 はじめに話した覚醒剤について、誰が密売人であるか、皆が知っている事であったが、何故か逮捕されなかった。警察もグルであった為とも思われるが、薬物でウイグル人の意欲を奪う目的があったのではないか、と言う疑いも残る。ある漢人が、エイズ予防の啓蒙活動を行ったら、北京に送り返された、などと言う事例もある。

 グルジャは、水があり、森も山も豊かで、ウイグルの小麦の半分を生産している重要な地域である。何より1944年の第二次東トルキスタン共和国ゆかりの地であり、中国当局も厳しい警戒の目を向ける地であろう。

最近のウイグル状勢
昨年は5000人であった警察官募集人数が今年は8000人と増え、各村に配置する体制を取ることになった。さらに多数のウイグル人アルバイトを募集している。

 資源開発権を個人企業に販売しているが、経済力のある漢人企業が購入し、漢人が働く事になる。これらは国の政策による移民に加えて、民間企業による移民と言う形で、ウイグルへの漢人流入を促進する。

 水資源枯渇の為、黄海の水をウイグルに送るプロジェクトがある。政府は否定しているが、実際に現地で有識者が集まり会議を行っている。あまりに荒唐無稽で、中国の学者の間にも反対論があると言う話である。

 ウイグル地域でひげを伸ばす事を禁止する規則は、これまで文書化されたものが無かったが、アクスのケリピンと言う場所の学校で正式文書で出された。この規則を拒否したウイグル人教師4名はボーナスのカットという処分を受けた。なお、女性の被るスカーフも宗教的伝統に基づくものだが、規制されている。

 昨年末のホータン事件について、中国側の発表の嘘が明らかになってきている。現地のベテランガイドも、ホータン地区グマ県から国外に逃げると言うのは不可能だとしている。実際はウイグル人二家族と警察が何らかの原因で揉め、武装警察を呼んで無差別に殺害したのではないかと思われる。ナイフの所持が殺害理由となっているが、ウイグル人は伝統的にみな持っているものである。6歳の子供まで石を投げたと言う理由で殺害されている。

 現地の人民代表会議で、人種や男女の差別などの禁止が決定された。裏を返せば、現在そう言った差別が存在している事の証左である。

 北京で先週から包丁を購入する人はIDが必要になった。包丁1本1本にもIDが付けられる。元朝末期、人々は10世帯で1本の包丁を共有するという決まりがあったがこれに似ている。

 ウルムチの地下鉄工事で、ウイグル人たちが強制的に移住させられている。指定された移住先は、何故かセメント原料の工場や発電所、鉄鋼工場の近くなど環境の悪い場所ばかりで、健康を害して自費でさらに移住する人も多い。ウイグル人居住地域の分散化の意図も疑われる。

 人身売買の犠牲になっていたウイグル人児童1000人以上が救出されたが、20年前から児童が誘拐され売買されている。やればできる事をなぜ今まで放置してきたのか疑問が残る。

これらの話の後、質疑応答が行われ、勉強会は終了となりました。ご参加頂いた会員の皆様、有難うございました。




追悼行事の後に、2012年5月の世界ウイグル会議代表大会に向けた説明なども行いました。そのため、今回の記念行事は協会会員向けとさせて頂きました。
今後も従来通り、どなたでも参加いただけます行事を予定しておりますので、引き続きのご参加とご協力の程よろしくお願い致します。



2012年02月10日(金曜日) | | トラックバック(0)
カテゴリ - 報告、レポート


2011年12月3日 日本の対中援助~ウイグル、チベットを侵食する「援助」を知る勉強会~ 報告

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詳しい内容については青木先生のブログ12月4日「日本の対中援助~ウイグル、チベットを侵食する『援助』を知る勉強会」もご覧ください。

また本講演会の案内は、こちらのページをご覧ください。
2011年12月3日 日本の対中援助~ウイグル、チベットを侵食する「援助」を知る勉強会~




2011年12月3日 日本の対中援助~ウイグル、チベットを侵食する「援助」を知る勉強会~ 報告

12月3日(土)、品川区総合区民会館の大会議室にて、ジャーナリストの青木直人先生をお迎えして『日本の対中援助~ウイグル、チベットを侵食する援助を知る勉強会~』を行いました。

2時間の青木先生のお話の後、数問の質疑応答に応えるという形で行われましたが、最初から最後まで非常に緊張感のある勉強会になりました。

対中ODAの概要、歴史、中国の対外援助の実態などについて触れたのち、ウイグル、チベット、さらには中国東北地方など広範囲に及ぶ日本の援助の実態、さらにはそのような地域に融資を行っている国際的な金融機関の実状をお話頂きました。

青木先生のお話を拝聴し改めて感じたことは、今まで日本が行ってきた中国への援助が、いかに政府開発援助大綱、いわゆるODA大綱の基本理念とは異なる方向性を持って行われてきたのかということです。
そして、それがウイグル、チベットを侵食し、中国の民族浄化政策を促進し兼ねないインフラ整備などに利用されているのだとすれば、私達も到底、黙認する事は出来ません。今回の勉強会が、一人でも多く方の心に響き、一人でも多くの日本国民にこの実態が周知されることを願ってやみません。

今回、青木先生には講演の企画の段階から様々なアドバイスを頂き、本当に意義のある勉強会を行う事が出来ました。
心から御礼を申し上げます。

そして、12月の週末夜にも関わらずご参加頂きました皆様、本当に有難うございました。
ご参加頂いた皆様に、大変僭越ながら御願いをしたいことは、この現状を一人でも多くの方に伝播させていく役割を担って頂きたいということです。
この広がり、この私達の声は、間接的ながらも民族浄化政策の渦中にいるウイグルやチベット、さらに南モンゴルに連帯することに繋がるはずです。
心よりお願い申し上げます。




本講演会の映像は青木先生のNews Letter China「青木直人 DVDシリーズ」で、販売される予定になっております。
日本ウイグル協会HPでも同時に申し込みを受け付ける予定です。
準備され次第、お知らせいたします。




今回の講演会にて配布しました協会の紹介と入会案内について

同封しました払込取扱票では、振込ができないということを郵便局に確認致しました。
こちらの不手際でご迷惑をおかして、大変申し訳ありません。
ご面倒をおかけしますが、
1.) 電信払込みで振り込んで頂く
2.) ゆうちょ銀行の口座をお持ちでしたら、ATM振替で振り込んで頂く

のどちらかでご対応ください。

電信払込みの場合には525円かかりますが、口座からのATM振替なら現在無料
とのことです。



2011年12月05日(月曜日) | | トラックバック(0)
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